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 復活

  串本大島の地磯(和歌山県) 
   2001/05/04
  口和深(和歌山県)
   2001/05/05


串本大島、口和深の位置

夏以外でこんなに竿を握らなかったのはホント久しぶり。
骨折した右腕、完全な回復まではなかなかいかないが、釣りのリハビリのため紀伊半島に出かけた。
翌週末は南紀で竿を出すことになっているので、復帰第1戦は紀東で釣ることにした。
枯木灘が釣れてるという情報は気になったけど、毎週情報をいただいている森本さんとこに久しく顔を出していないし。

皆さんから教えていただいている釣果報告とともに、森本さん、オザキさんからの情報で当サイトはもってるようなものだ。
管理人は情報を編集してるだけ。
そのまま載せているので編集してるとはいえないかもしれないけど。

フィシングモリモトに深夜到着。
森本さん自身がこの間、甫母の地磯で釣られた60.5cmのチヌの魚拓ができていた。
大きい。
森本さんと50cmくらいのはちょくちょく上がるが、60cmオーバーとなるとなかなか出ませんねなどと会話。
この時期の紀伊半島では大きいグレより大きいチヌの方が確率は高いやろな。
しかし、グレ釣りサイトの管理人だけにグレ狙い。

今日はどこに上がろうかな。
波が高い状態が続いていたのでこれといった情報がないそうだ。
今日も波が残るので低い磯など無理みたい。
新鹿にしようか、梶賀にしようか迷いながら、車を走らせた。
新鹿への分岐点を越え、梶賀方面へ。

復帰第1戦だけに、高校生のとき初めてグレ釣りをした九鬼に行ってみようか。
26年ぶりに。
40cm級を爆釣して、グレ釣りにのめり込むきっかけとなったところ。
九鬼に行かなかったら、現在グレ釣りサイトを開設してなかったかもね。
当時お世話になった渡船店は廃業している。

初めてのところなので勝手が分からないけど、渡船店の駐車場で寝ていた。
集まってくるのはイカダの人ばかり。
波が高くて磯渡しはないらしい。
事情の分からない場所なのに電話せずに来たのが失敗だった。
ほとんど睡眠は取ってないので他の釣り場を目指さず、急きょ、爆睡モードに突入。
1人だし、時間はあるし、夕マズメ狙いに変更となった。
串本大島と苗我島に架かる橋の橋脚付近には、簡単に下りれると聞いていた。
グレ&チヌ狙いで行ってみようかな。

ご飯を食べたりして時間を潰し、午後3時から大島側橋脚付近の地磯で釣り始めた。
橋ができる以前、苗我島には枯木灘が船止めのときに浅海の波止を歩いてよく来た。
この辺り、グレは小さいけど、チヌとマダイは大きい。
潮が通っており、サラシも出ているところで竿を出した。
一応、グレ狙い。
魚が来る気配はない。
時間だけが経っていく。
今日もボーズが続くのか。
日没の午後7時が迫ってくる。

午後6時にグレ狙いをあきらめた。
赤灯に場所替え。
ワンドになって波の静かな場所。
チヌ狙いに変更。
足場がコンクリートなので磯のチヌ釣りというより波止のチヌ釣り。
軽い仕掛けからちょっと重め仕掛けに変更。
仕掛けを作っている間もワンド内にマキエをパラパラッと撒く。
1投目、ウキに変化なし。

2投目、しばらくするとウキがシモっている。
根をかいているのかな?
う、魚が掛かっている。
沖に走りだした。
道糸を竿1本分くらい出してやり取り。
チヌ?
姿が見えた。
結構大きなチヌ。
森本さんみたいに超弩級じゃないけど。
タモ入れをモタモタしたが、無事にフィニッシュ。
チヌの50cm。

森本さんところで話した50cmくらいのはよく出るっていうのが本当になった。
復帰1戦目ではグレは釣れなかったけど、チヌ狙いでチヌが釣れたので満足。
サイズも納得サイズだし。

復帰2戦目は週末のおすすめ磯に載せているとおり枯木灘がよくなっているみたいなので、やっぱり口和深かな。
オザキさんに顔を出したら、4日の口和深はすごく人が多かったそうだ。
沖磯で尾長が釣れてるみたい。
明日の谷口渡船は沖みつ回り。
たくさん並んで釣るのはイヤだから沖の三ッ石は遠慮。
中ゴシがおすすめらしい。
取り合いになるのはイヤだけど、中ゴシか。

5日は子供の日だけあって、釣り人の数は少なめ。
中ゴシ、大島を通り越え、最初に沖の三ッ石に船を付けた。
乗船者の多くが下りられた。
沖磯好調なだけに。
戻って大島に4人。
船に残ったのは4人だけ。

どこに行きたいって聞かれたので、中ゴシって答えたけど、下谷に譲ったらしい。
それなら、ソバ坪かトヤにして。
ソバ坪は上がりたい人がいてたので譲る。
トヤは2人組が上がられた。
結局、今日も最後の1人になる。
人を連れていたら、あんまり悠長にはできないけど。

「どこに上がる?タイコの東か沖の片ハエ?」
「それじゃ、沖の片ハエ」
今日は沖の片ハエで頑張ろう。

仕掛けを作りながらマキエをパラパラっと撒く。
流れはあまりなし。
餌取りはいてるみたいだ。
最初は船付き側で釣ろうかな。

本日の1投目、磯際に仕掛けを下ろす。
マキエも撒く。
ウキはゆっくりと右側、沖へと動いていく。
あっ、ウキが沈んでいく。
1投目から当たりだ。

竿を立てた。
本命のような引き。
気持ちよく竿が曲がる。
ハエ根だけを気を付けて竿を操作。
上がってきたグレだ。
38cm。

1投目から来るときは大釣りも多い。
スミ1もあるけど。
このときは爆釣を期待した。
残念ながら、後は続かなかった。
メンドリ1つとバラシ1回。

また、バラシてしもた。
磯の際々を釣っているのにウキから目を離した隙に・・・。
わずか2、3秒のことだが、気が付いたらウキが見えなくなりつつあった。
「あっ」
アワセたがすぐに根ズレ。
磯際を釣ってるときはウキから目を一瞬たりとも離したらいかんね。
反省。

帰りの渋滞が心配だったので午前10時前に竿をたたんだ。
2日間の釣りは1枚づつ。
骨折から復帰の第1戦は釣ったというより釣れたって感じで終了した。
ホント、たまたまってみたい。

谷口渡船にカメラを忘れてきたので、写真はしばしお待ちを。
次の週末には取りに行く予定。

5月6日にnankinaさんからグレ釣り情報のメールをいただいた。
5月4日 口和深 沖21,4℃ 地方20,6℃
 ・ヒラトコ(32−38)15枚 イサギ(32−37)10枚
 ・中三ツ(31−37)15枚 イサギ(40)1枚
 ・沖の片ハイ(30)1枚 イサギ(30−45)3枚
 ・中ゴシ(30−35)8枚 イサギ(30−35)30枚
5月5日 口和深 20,6℃
 ・ヒラトコ(30−33)18枚
 ・中ゴシ イサギ(33−40)45枚 グレ(35・40)2枚
 ・大島(30−35)3枚
 ・トヤ(30−33)6枚
 ・ソバ坪(30−33)3枚

5月5日の中ゴシではイサギ45枚!
凄い釣果。
やっぱり、中ゴシか。
下谷に譲ってなかったら、私が上がっていたかもね。
イサギ45枚はよう釣らんやろうけど。



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