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 「やっぱり、ホームグラウンド」

  口和深 (和歌山県)
   2006/03/03、04

 


今シーズンも釣行は月1回のペース。
昨年の11月末に口和深のソバ坪で42.9cmのグレを釣った後、12月の尾鷲の寺島で何とかボーズを逃れただけ、1月の沖の島でボーズ、2月の須江のタライで完全ボーズと、ボーズ街道をまっすぐにつき進んでいる。
相棒の中尾から口和深で釣れたよって連絡が入った。
オザキさんからはシケ前に沖の三ッ石で尾長に飛ばされたっても聞いていた。
ウズウズ。
掲示板でバットさん、ゆたきちさんから誘いも入っている。
こりゃ、行くしかないな。

3日の金曜日に休めることになったので、平日に沖の三ッ石で尾長狙いか。
4日の土曜日にバットさん、ゆたきちさん達と合流予定である。
今回の釣行は中尾から車を借りて釣行することにした。
フルフラットになり寝るには便利なホンダのステップワゴン。
まだ、1000キロしか走行していないピッカピカの新車である。
臭くしないよう、きつくお願いされた。
車で寝るため毛布と寝袋を積み込んで、木曜の晩に大阪を出発。

3日、天気はよさそうだけど冬型の気圧配置である。
風が強くなければいいんだがな。
オザキさんに寄ってボイル6キロを受け取った。
沖の三ッ石は競争が激しいかもしれない。
シケ前に釣れていたし。
沖の三ッ石以外なら大島の船付がいいと聞いた。
大きいのも狙えるし数も出ている。
世間話もそこそこにして、口和深に向け車を走らせた。

谷口渡船の駐車場に車を止めて外に出たら、結構以上の風が吹いている。
治まってくれと願いながら、車で仮眠した。
目を覚ますと風は相変わらず吹いている。
いやだな。
乗船場に行くと波もかなりある。
谷口のお客さんは20人ちょっと。
下谷のお客さんはもう少し少なめ。
今年初めての口和深である。
最近は年に数回しか来ないけど、とりあえず私のホームグラウンドである。
北風が強い。
風が気になるが、とりあえず大島を目指す。

       沖の三ッ石を目指す人達

6時10分に出港。
大島に上がりたい人が他にもいてるようだ。
パスしようかな。
北風を背に受けて釣れるソバ坪にするか。
先々週に相棒の中尾がソバ坪の隣の赤島で40cmまでだが、何枚か釣ったって言ってたし。
平日に上がるところじゃないかもしれないが、ソバ坪は平床の次に好きな磯である。
大島、小坪、沖の片ハエ、沖の三ッ石、トヤ、タイコ、大片ハエ、天鳥島、赤島と沖の三ッ石以外は1〜2人づつ下ろしていった。
最後にソバ坪に船を付けてもらう。

満潮は午前8時、干潮は午後2時すぎである。
ここソバ坪は干潮になると極端に取り込みが難しくなる。
足場も悪いので、翌日からは筋肉痛に悩まされることは必定の磯である。
風に道具が飛ばされないように注意して竿を伸ばした。

朝の一投目から刺し餌がもたない時間が続く。
エサ取りが多いため、餌の付け方を工夫した。
オキアミの頭から針を入れ、針先を尾っぽの背側で止める刺し方にする。
餌持ちがいい付け方。
コッパグレ、丸ハゲ、ハコフグなどがポツポツとハリに掛かりだした。
狙いのサイズはなかなか来ない。
8時の弁当船が来た。
釣れたかって聞かれたが手を横に振って弁当を受け取る。

船が離れて1投目、根の先を流していたウキがゆっくりと沈みだした。
合わせると重量感のある引き。
ここで糸は出せない。
根を上手い具合に越せれた。
磯際でも突っ込むがガマンガマンで耐えた。
地の平床との水道に誘導できた。
ちょっと、安心する。
浮かせたグレはかなり大きい。
タモ、タモ。

アレッ。
強風に飛ばされないよう網を巻きつけていたタモがチャランボから外れない。
僅か10秒くらいのことだけど、ちょっと焦った瞬間である。
無理やり引っ張って何とか取れた。
差し出したタモに納まったのは48cm。
久々のグレは良型である。

続けて来るかと思って、急いで仕掛けを作ったが、なかなか後は続かないものである。
それからも刺し餌がもたない時間が続いた。
相変わらず、海に転げ落ちそうなるくらいビュービューと北風を背中に受ける。
磯の上は寒いが、海の中は活性があるようだ。

隣の赤島に渡った2人組は苦戦している。
沖向きに竿を出せていない。
時々、赤島の一番高いところまで届きそうなくらいの波がかけ上がっている。
そんな状況じゃ、厳しいだろうな。

ソバ坪ではエサ取りの猛攻である。
刺し餌を付け替え、付け替えし、昼前に40cmのイズスミと38cmのグレが続けて釣れた。
手返しを頻繁に行う釣りが続く。
撒餌は少量に少量にと心がけていたが、38cmのグレを釣った後はパッタリと当たらなくなった。
刺し餌も残りだした。
エサ取り達も少なくなって、沈黙の時間が流れていく。
撒餌が届く範囲の場所をアチラコチラと攻めたが、来ない。
赤島の2人は昼過ぎには竿をたたまれたようだ。

ついに、ラスト30分。
6キロのオキアミはまだ大分と残っている。
時間を気にしながら釣る。
赤島のサラシの延長線上を流していたら、待望の当たりだ。
竿を立てたら大きそう。
干潮である。
ウキが見えた。
魚もチラリ。
白い。
根際でやりとりする。
ガマン、ガマンと思っていたら、フッと軽くなる。
どうやら、ハリスが擦れたらしい。

       ソバ坪で釣れた48cmと38cm

その後も仕掛けを作り直し釣っていたが、船が沖を横切って行く。
1日目終了。
竿をたたんで後片付け。
港に戻って他の人の釣果を聞いた。
大島の船付が、やっぱり竿頭のようだ。
30〜48cmを6枚。

今日も車泊まりである。
寝る前に魚の餌の調達と自分の餌の調達。
温泉でサッパリもしたい。
国道から少し離れているがえびね温泉ていうのに初めて浸かった。
硫黄のにおいが少しする掛け流しのいい湯であった。
谷口渡船の駐車場に戻り、車の中で寝袋に包まる。
大きいのも釣れたし、気分よく眠りに入れた。
8時前から4時前までグッスリ。
8時間タップリと睡眠がとれた。

ぼちぼち用意を始めようかってときに、見慣れた顔が。
ゆたきちさんである。
バットさん山ちゃんにも久しぶりに再会。
4人いてるし、今日は大バエを目指そうかな。
オザキさんもおすすめしていた。

           朝の乗船場

今日は風も穏やかそうである。
波も治まっているようなので、上がる磯には困らないだろう。
人数も昨日と変わりない。
下谷は昨日と比べるとかなり多そうだけど。
平床と中の三ッ石で前に陣取っていた人達が降りたら、数人残っただけ。
船頭さんに大バエに4人って伝えた。
2人づつでもいいよって言われたが、4人一緒に大バエに渡った。
ゆたきちさんは前々回に大バエで竿を出しているので違うところの方がいいかもしれないけど、釣れてるところに上がろう。

昨日と違って微風である。
波も穏やか。
潮の色も悪くなさそう。
釣れるんじゃないの。
1投目、2投目、3投目、昨日と違って刺し餌が取られない。
???
釣りやすい状況なのに喰わないか。
少しして、急に刺し餌が取られだした。
ちょっと活性が出てきたのかな。

釣りを開始して1時間くらい経った。
ハエ根の向こうに漂っていた私のウキが沈んでいく、ゆっくりと。
当たりだ。
竿を立てたら、よく引く。
糸がハエ根に触れないように注意する。
上がってきたのは思いのほか小さい。
33cm。

続くかと期待したが、続かない。
今日も単発かよ。
船着き周辺に4人並んで釣ったが、バットさんはサラシの方に移動したりしている。
4人並んで釣るには知ったものでも少し狭いんだろうな。
山ちゃんはサラシの中でコッパと遊んでいる。
午前8時の弁当船で私1人磯替わりすることにした。
大バエも3人の方が釣りやすいだろう。

最近、名前のよく出てくる磯で上がったことのないところがある。
「青島」ってどこ?
谷口渡船に置いてある地図では大バエから見えるあの磯なんやけどなぁ。
上がってるの見たことないし。
船に乗り込み船頭と相談。
「どこか空いてるとこある?」
「もう空いてないで」
「青島ってどこ?」
「今上がっていた大バエのことやで、青島って」
「・・・」
どうやら青島は大バエの地元での呼び名らしい。

「横島にするか」
「いいですよ」
初めて上がる磯である。
船付でやってみてって言われたけど、浅い方も気になる。
船付で竿を出した後、すぐに浅い方に移動した。
こ、来ない。

ゆたきちさんからメールが届いた。
ゆたきちさん自身は30cm、バットさんは40cmを釣られたようだ。
大バエでは大漁になるかもしれないな。
どんどん釣ってほしいね。
こっちは30cmも来そうにないって、かなり弱気に返信。

1時間くらいアッチコッチ攻めたが皆目である。
また、船付に戻る。
エサ取りはチラチラ見えている。
時々、刺し餌も取られる。
ボラの群れも時折やって来る。

横島に渡って2時間くらいドラマのない時間が過ぎた頃、竿2本くらい先を流していたウキに変化が出た。
海面下10cmくらい沈んで止まった。
竿を立てたら、ググッときた。
ここは根など張り出していないので取り込みには心配のない場所である。
割合と簡単に浮いてきた。
タモに納まったのは40cmを超えていそうである。
きれいな青い魚体の奴。
沖から入って来たんやね。

すぐに仕掛けを再投入する。
2〜3投後、またしても当たり。
今度はグレじゃないようだ。
ドンドン横に走る。
ボラ?
なかなか浮いてこないと思っていたところ、フッと軽くなる。
???
バラシてもうた。

その後は刺し餌もなくならないようになっていった。
地合?は一瞬だけだったようだ。
エサ取りも見えない。
タナが深くなったようだ。
エサ取りのいてるタナにウキ下を合せるが・・・沈黙が続く。
ゆたきちさんからは山ちゃんが35cmくらいを釣ったとか、竿先を折ってバラシたとかってメールが送られてきた後、連絡がない。
大バエは釣れているんだろうか。

その後は広範囲に攻めたが、ウキはピクリともしない。
納竿前の一発を期待したが、それもなし。
大バエも竿折りバラシ以後、ダメだったようだ。
4人全員、グレの姿だけは見れたが、1枚、1枚、1枚、2枚では喜べないな。
帰りの船の中で、隣から「なんでこんなに釣れないのかよー」と聞こえてきた。
このところ、ゆたきちさんと釣りにいったら必ず聞ける歌である。
この日は釣りやすい状況だったのに、他の磯でもそれほど釣れてないようだ。
数が出ているのは平床だけだった。

帰り道、足が痛い。
特に左足。
強風の中、ソバ坪で左足を下にして足を突っ張って釣ったせいである。
翌日もその翌日も痛かった。
歳のせいやね。

何とかボーズトンネルは抜けれた。
私が釣れるのは口和深だけなのかな。
2日続けて48cmと40.5cm、かなり「良し」である。
昨年11月からだと3回続けて40cmオーバーか。
やっぱり、ホームグラウンドやね。


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