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はまたろうさんからのリポート

  潮岬 (和歌山県)
   2001/06/09
  江須崎 (和歌山県)
   2001/06/10


9日・10日と南紀に行ってきました。
1日目は潮岬のアシカに上がりたかったんですが、笠原渡船の8人全員がアシカに上がると言うのを聞いて、ひるんでしまって船頭さんに急遽「コデシマに上がります」と言ってしまいました。
磯に上がると船頭さんから「二人で貸切やからガンバレよ」と声をかけられましたが、心の中では「アシカに上がりたかったなァ」と囁いていました。
でも気を取りなおして仕掛けのセットです。

先月管理人さんと来た時に使って、グレが釣れた仕掛け(メガドライ1.5号−5m道糸3号八ちゃんウキの0号のSサイズにハリス2.5号を3ヒロ ハリはグレ競技用6号)をセットし終わってウキを掴もうとベイルを起こしウキを掴むとウキの上に見なれない物が。
何これ?
そーです穂先が折れてるんです。
穂先に糸が絡んだわけでもなく竿をちょっとあおっただけなのに・・・・・。
「朝イチからこれでは今日はアカンな」とブツブツ言いながら再度仕掛けのセットをします。

気を取りなおして撒き餌のボイルをパラパラ撒いていると、潮はゆっくりと下っているようです。
足元には何やら餌取りらしき魚がチラチラ曇っているので海の中がよく見えません。 
ウキには当たりがあるのですが5cm程ウキがシモルだけで針にはのりません。
しょうがないので針を5号に落とすとウキがシューと入りました。
上がってきたのは10センチもないコッパグレです。

この後もコッパグレに、もてあそばれて最大が22センチで納竿となりました。
帰りの3時の時点では他のアシカに上がっていた客は皆帰っていたので、船頭さんに「他の磯はどうでした?」と聞きましたが、「アシカで40ぐらいが上がっただけで他は全滅や」とさびしい釣果でした。

2日目は江須崎の酒井渡船にお世話になりました。
江須崎の磯には一度も来たことがありません。
この冬は良く釣れていたので来たかったんですが客が多いのを噂で聞いていたので、敬遠してました。
しかし、この時期ならさすがの江須崎も大した釣果も聞かないので、きっと客が少ないと思い出掛けました。

港に行くと三つの渡船がいましたが、一つの船だけがほぼ満員状態です。
同行のN君と顔を見合わせて「あの船やったら嫌やなァ」と言いながら、足元の岸壁をふと見るとそこには、酒井渡船→のマークが有りショックを受けながらも、むりやり乗り込みました。
船には同じ帽子をかぶった人たちが一杯です。
大会が入っていたんですね。
昨日の確認の電話では何も言ってなかったのに・・・・・
でも船は私のそんな気持ちを無視するが如く港を出ると噂の競争が始まり、次々と客を降ろしていきます。

残りが5・6人になったんで船頭さんに、「ここ初めてなんですがフカセ二人お願いします」と頼んでしばらくすると、船頭さんから「次フカセの二人降りて」と言われて地方よりの切り立った磯へ付けます。
船付きは畳半畳位の広さです。
ここで二人並んでも可能ですが江須崎向きにも一人だけがやっと立てる場所があるのでいつもどうりのジャンケンです。
現在10連勝はしているので「今日も勝つで!」の宣言をして、やっぱり勝ってしまいました。
(後で聞いたらヨボシらしいです)

今日は釣るぞと撒き餌をしたとたんにオヤビッチャとチョウチョウオのお出迎えです。
潮は殆ど動いていません。
この程度の餌取りならどうにかなると思っていたんですが、ウキに当たりが出ないまま時間だけが過ぎていきます。
1時間位過ぎた頃からコッパがチラチラ見え出したので、目を凝らして見ると下に30センチ程のグレが見え出しました。
余り食い気は無さそうなんで今まで釣っていたポイントをちょっとずらして、目の前10mの磯の際に仕掛けを入れてみると数投めにキレイな当たりで35センチをGET。
連れのN君もその数分後に39センチをGETしたが、潮が止まって時合は終了。
その後、青物らしき当たりが有り50m程走りまわられて根擦れでプッツン!

その後は刺し餌も取られなくなったので、12時の見回り船で磯替わりしました。
船に乗って尋ねると1時まで底物氏がいるが一の島に上がって帰るのを待ったらとの事なので一級磯の一の島に上げてもらいました。
表向きのソビエト向きが空いていたので二人で並んで釣り始めて3投目に36センチが釣れたので頑張るがイチの字が釣れたのみ。
N君は表向きの竿一本ぐらいのところで「この辺で毎回ウキがシモるんや」と言うので一緒になって見ているとズボッという感じでウキが入り、なんとかあしらいながら上がってきたのは何とタマミの45センチでした。
結局これ以降はアタリもなく5時の船で帰りました。



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