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 上野山さんからのリポート
 「5回目で納得の釣り」

  糠の地磯 (福井県)
   2003/11/08

 


11月8日越前海岸糠の地磯に釣行しました。
朝4時にサンスイ釣具店に行きオキアミ3kgとアミエビ1つに集魚剤を買います。
アミエビや遠投用の集魚剤を買ったのは、このところアジにやられていますので、固めの撒き餌に仕上げて、撒き餌を打ち分けて、少しでもアジと本命を分離するためです。

前日に西小川のスミヤ渡船に電話を入れましたら「アジはいるよ。水温が高いためかな。沖より地方の磯の方がグレは釣れているよ」という船頭さんです。
また、「今日は昼からウネリが出てきた、明日は朝にならないと出られるかどうか分からん」ということでしたので、糠の地磯に向かうこととしました。

このところ、11月というのに妙に暖かい日が続いていますが、今日の夜には寒冷前線が南下してくるということです。
5時すぎに糠の地磯につきますと少しウネリがあるものの、風がなく絶好の釣り日よりです。
6時前に釣りを開始します。
仕掛は、3Bの円錐ウキを遊動にして下にキザクラのJクッションをつけます。
サルカンをはさんでハリス2号を1.5ヒロ、ハリスの中央にBのオモリを打ちます。
ハリはグレメジナ6号です。ウキ下は2ヒロ弱です。

1投目はエサが残ります。
足元の弱いサラシに撒き餌をうち、遠投したウキのあたりにも少し撒き餌をかぶせます。
3投目あたりでエサがなくなります。
アジが来ないかおっかなびっくりです。
足元に少しだけ撒き餌を打ち、あまり撒き餌は沖に打ちません。

かすかに見えていたウキが沈みます。
あわせると、久しぶりにいい手応えで30cmのチヌが釣れました。
今シーズン初めてタモを出します。
その後、遠投したウキが沈むと連続でアジが釣れます。
遠投でアジが釣れますので、たまには手前を狙おうと、撒き餌を大量に足元に打ち竿2本くらい先に仕掛を投入します。ウキの頭に少し撒き餌をかぶせます。
ウキが沈んであわせると、今度はアジの引きではなくいいグレの引きです。
これは30cmのグレです。
これもタモを入れます。

その後入れ食いでグレが釣れつづけます。
結局グレ24−30cmを7枚とチヌ1枚、アジ10匹ほどという大漁でした。
7時30分には撒き餌が切れて終了としました。
今回はグレに食い気があったので、アジがいても食いあがってきて釣れたのだと思います。
今シーズン5回目でようやく納得のいく釣りができました。

家には9時前に帰り、朝飯を食べて10時ごろから子供を連れて今度は近くの川にハゼ釣りに行きました。
家族サービスもしなければならないので大変です。
私は魚をはずしたりゴカイをつける役です。
妻も子供もハゼは釣れませんでしたが、アイナメやらベラ,フグなど釣れて退屈しないようでした。

子供には20cmほどのアイナメがかり,渓流用の竿がキューンとなっていました。
「竿って魚が大きいと鳴るんだね」と子供は感心しています。
子供の友達の男の子には、大きなアイナメがかかりましたが,水面まで見えたのにハリのチモトから切れてしまいました。
「魚を逃がすと悔しくてまた来たくなるやろ」と男の子に言いますと「うん、また来て今度は釣りたい」と言っていました。
この子も将来は釣り師になるなと思いました。

本日の釣果 



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