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 上野山さんからのリポート
 「はじめて釣る磯で釣果があった」

  舞鶴の野原 (京都府)
   2023/05/04
  

田井の位置


5月の連休は、風の強い日が多くてなかなか釣りに行けませんでした。
今シーズン、Fさんは舞鶴の野原に2度釣りに行って、大物が掛かって切られたりしているようです。
私は一度も野原に釣りに行ったことがないので、Fさんに一緒に野原に釣りに行きたいとお願いしました。

連休になり出船できる日を待っていましたら、5月4日に船は出られそうということです。
早速Fさんが野原の岩崎渡船さんに連絡をして2名の予約を入れることができました。

出船は朝5時ですので2時にサンスイ釣り具で待ち合わせることにします。
この日は晴天の南風ですので釣りやすい天候です。
敦賀から野原までは夜ですと2時間程度で行けます。

我々は4時過ぎに渡船屋に着きました。
ゴールデンウイークということで今日は25人ほどの釣り人がいるようです。
こんなに沢山の釣り人が集まるのを見るのは久しぶりです。

私とFさんは荷物が取り出せるように、船内の同じ場所に荷物を置きました。
25人も釣り人がいますと、船首の部分は荷物だらけです。
最初のほうの磯に下りる方は荷物をもって舳先のほうにいるようです。
予約の人数がそろいましたので、船は4時40分ごろに港を出ました。

ここの渡船システムは、船長が次はだれだれさんとマイクで言ってくれる「天の声」システムのようです。
釣り人が残り10名ほどになって、われわれは名前を呼ばれて「アレスチョボ」という小さな磯につけてもらいました。

船長は「船付きと内向きに分かれて釣ってください。ウキ下は4ヒロから5ヒロです」とマイクでアドバイスしてくれます。
Fさんが船付きで、私が少し低い内向きに竿を出すことにします。

今日は2Bのウキにハリス2号、グレバリ7号、ウキ下5ヒロで始めます。
マキエを撒きますとスズメダイが集まってきます。
足もとにスズメダイを集めて少し沖を釣ります。

1投目からウキが入りますが空振りです。
竿2本ほど先を釣りますが、潮が当ててきて海藻なども流れてきますし、潮の色も濁っていますので、どうも釣れる気がしません。

着けエサは毎回とられますので、少しウキ下を浅くします。
すると流れていたウキが止まりスーと入ります。
合わせると魚が掛かりました。

あがってきたのは30cmのクチブトグレでした。
こんなアテ潮でもグレは釣れるのだと感心しました。

グレを活かしバッカンに入れて、3回ほど投入しますとウキが一気に入ります。
これは25cmのマダイでした。

続いて同じようにウキがシューと入り、合わせますといい手ごたえです。
掛った魚はよく引きます。
海面に浮いたのはグレですが磯際で暴れます。
タモに入れたのは34cmの尾長グレでした。
アテ潮で条件が良くないように思えましたが尾長グレが釣れました。

Fさんは小さなマダイの子やフグが釣れているようです。
磯の反対側とでは何か条件が違うのでしょうか。

その後はフグが釣れたりベラが釣れたりでなかなかグレは釣れません。
よくフグにハリをとられますので、私は7号のハリを1袋使ってしまいました。

潮は当ててきたりユックリ左に流れたりで、はっきりとは流れません。
私はウキを足元に落としたり、遠投したりしましたがグレは釣れません。
一度スズメダイがマキエをしても出てこない時がありましたので、何か大きな魚が回ってきたのかもしれませんが、われわれのエサには食いつかなかったようです。

ここの迎えは12時と2時と4時半です。
せっかく遠くまで来たのだからと4時半まで粘ることにしました。

3時ごろに25cmほどのクチブトグレと27cmの尾長グレが釣れたほかは何も釣れずに、4時前になり釣りを終えました。
私は30cmのクチブトグレと34cmの尾長グレを持って帰ることにしました。
Fさんは、今日はボーズということです。
私は初めて釣る磯で釣果がありましたので満足でした。

今日はほかの釣り人もそう釣れていないだろうと思っていましたが、渡船屋の事務所の前には50cm近いグレが数匹活かしバッカンに入っていました。
40cmオーバーのグレは5,6枚上がったのではないでしょうか。
1枚は茶色っぽいクチブトグレで50cm以上あるように思いました。
これには私もビックリしました。
やはり釣っている方はいるのですね。

帰りの車の中でFさんと「野原はすごいところですね。また来ましょう」と言って再挑戦を誓ったのでありました。

 

今日の釣果クチブトグレ30cm、尾長グレ34cm



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