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 2001年の竿納め

  口和深(和歌山県) 
   2001/12/23


口和深の位置

相棒の中尾と超初心者である藤井さんとの3人での釣行である。
場所は口和深、2001年の竿納めの釣り。
前回、藤井さんは潮岬でブッチンバッチンを連発して回りの者を慌てさせた前歴があるらしい。
要注意人物。
どうやら、3人だけで上がれる磯にした方がいいみたい。
回りに気を使って竿を振るっていうのも無理だろうし。

大阪を早めに出発。
オザキさんに着いて話を聞いてみると、地方の磯で地方に向いて竿を出しなさいなんて言っている。
「じっとやったら一発は来るやろ、だまされたと思ってやってみ」
相棒は冗談?て顔して聞いている。
釣れたって話を聞いたら、風が吹いて沖を狙えず地方向いて竿を出したらいきなりウキがボコッと入ったなんて。
最近、でかいの釣ってるのはそんな感じが多いらしい。

谷口渡船へは一番乗り。
仮眠所で布団を敷いて寝る。
朝までぐっすり。
乗船場には人がどっさり。
今日はどこに上がれるのやら。

船の中で近藤さんとばったり。
10月の親睦釣行会以来である。
残念だけど、連れもいてるので一緒には竿を出せない。
舳先にへばりつくのも嫌だし独占できる磯にも下りれなかった。
大片ハエまで行ってUターン。
毎度のことながら一番最後まで船に乗っていた。
セイチが空いているので上がる。

磯割にも入っているし、釣れないっていう磯じゃない。
好んで上がろうとはしないが。
私はセイチで竿を出すのは2回目だ。
前回はあまり釣ったという記憶はないな。
確か、イシガキフグが膨れて上がってきたくらい。

この日も朝から釣れない。
私は29cmを釣っただけ。
その後もいくらかは拾えるかと思ったが、それだけ。
来ない。
藤井さんはエサ取りと遊んでいる。
相棒なんぞは弁当船が来たら、即行で弁当をたいらげている。
箸を置いたら寝る態勢にも。
まずい。
相棒と釣りした前回の赤島では弁当船前から相棒は寝始め、2人ともボーズだったような。
早くも見切ったのかな。
ただ、この日は1時間あまりでムクッと起きだし、竿を振りだした。
北西風も吹いているので、風を背に受け釣っている。
相棒はオザキさんの教えを守り?地方向き。

3人ともこれといった当たりのないまま、時間だけは過ぎていく。
トヤに渡った近藤さんはエサも無くならないそうだ。
ついに、地方向きを辛抱強く釣っていた相棒の竿が曲がった。
それも大きく。
この曲がりは40台やろ。
カメラ、カメラ。
「なんで、なんで糸出すねん」
プッツン。
も、もったいない。
せっかくカメラを構えようとしたのに。
浅いところなんだし、頑張らんと。
しばらく釣りから遠ざかり、感覚が鈍っていたとの言い訳。
元々鈍っていると思うけど、口には出さず。

相棒のバラシから私も沖向き狙いをスッパリと諦めた。
相棒の横で釣ることにした。
足元はエサ取りも多いので、ウキも遠投。
マキエも追い風に乗せて撒く。
その後は私にイガミとメンドリが来ただけ。
近藤さんもトヤから好調な沖の三ッ石に磯替わりしたけど、ダメだったよう。
沖の三ッ石では下り潮が速くて釣りにくかったそう。
勿論、釣りにくいのは回りに人がいて思うように流せなかったていう意味。
潮が速くなると釣りやすいのは一部だけだったみたい。

沖の三ッ石では40cm前後を良型のイサギ混じりで2桁釣ってる人もいるちゅうのに。
100mほど流して釣られたようだ。
うらやましい。
そんな釣果で竿納めならなぁ。
こうして、2001年の竿納めはパッとせず終わってしまった。


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