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グレ釣りを始めよう 道具を揃える 磯に立とう 実践お役立ち講座


磯のグレ釣りを始めようとすれば竿やリールなどの釣り道具のほか、ライフジャケットや磯ぐつなど相当な磯釣り固有の装備が必要になる。
装備を揃えるだけでも結構な費用がかかる。
釣り道具が共用している波止釣りをされている方はグレ釣りを始めやすい。

最初は近場の磯からスタートし、磯という地形に馴れ、磯でのルールやマナー、渡船利用のコツなどを学び、さらなる大物を求めて荒磯を目指してほしい。
あまり行きつくとこまで行ってしまうと引き返せなくなるほどグレ釣りは面白いので、離島まで行くようになるとセーブが必要になる。
会社に通うように時間や費用のかかる離島に通い出したら家庭崩壊は必然となるので注意しよう。
家族や仕事のことを考えて釣りに行ってください。
これは釣り全般にいえることかもしれないけど。

グレは気まぐれといわれながらも、案外と正直な魚である。
正直というのは計算できる、釣れる条件が判断できるということだ。
冬場、きれいな青く澄んだ潮に当たれば釣れたも同然である。

潮の色や潮の流れで感じる釣れそうな予感は比較的現実になりやすい。
ここに撒き餌を撒いて仕掛けを入れ、あのシモリ(沈み根)からグレが出てきてあそこでウキが入るという風に、自分なりの推理が比較的当たる。
掛けてからのスリリングなやり取りとともに自分の推理がストレートに伝わる喜びがグレ釣りの魅力だ。
グレは潮に敏感な魚である。
刻々と変化する状況を考えて釣らなければならない。


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